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2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(花は咲けども)

 影法師ライブのメインは、なんと言っても「花は咲けども」である。

 彼らの住む山形は、東北大震災では比較的被害を受けなかったが、東北人として見過ごすことができず、被災地を巡り実情を調べてみると驚いたそうである。一般に知られていることとは実態が違う。特に福島の原発事故の後、なにも進展していないことに憤りさえ感じたという。そして、復興支援ソング「花は咲く」のアンサーソングとして「花は咲けども」を作り歌い、その輪はYouTubeを通じて世界に広がっている。

 今回は高速道路を伊予インターで下りて、双海町から瀬戸内海を西にくだった。

 要するに愛媛に入り、中央構造線上を車で走って伊方原発を目にしたのである。

 彼らは言うに、”あれっ、伊方発電所とは書いてあるけど原子力とは書いてないね”が記憶に残っている。

 全国の原発を回った目では珍しく映ったらしい。

 今回の八幡浜は、去年の尾道と比べて力が入ってたねぇ。

 50名の参加者の反応も良かったように思えた。

 彼らの想いが伝わるといいけど・・・。

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(舵を失くしたこの日本(ふね)は)

 影法師の八幡浜ライブの続いての曲は、「舵を失くしたこの日本(ふね)は」である。

 この曲は以前作っていたものを、今、再び歌っているそうで、

 ”今も昔も何も変わっていないんだよね”とは、バンジョーの遠藤さんの言葉である。

 社会派のフォークグループらしい本当に良い歌だと思う。

 この曲は、高石ともやとナータシャセブンの「どこにいればいいんだろう」を彷彿とさせ、原曲であるカーターファミリーの「Where Shall I Be」を聴いていたので、どこか懐かしい感じがした。

 本当に、これから我が国は舵を失くした船のようにどこにいくんだろう、そして我々はどこにいればいいんだろう!

 

 ps.ビデオが二つに分かれているのは、カメラのバッテリーが切れて取り替えて撮影したからで、続けてご覧あれ。

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(田舎のヒロイン)

 影法師の八幡浜ライブは、続いて「田舎のヒロイン」である。

   作詞はベースの青木さん作曲はボーカル&ギターの横澤さんというのが影法師の曲作りの分担である。

 この横澤さん曰く、”私は節回しを考えるので、作曲ではありません”とのことで、譜面が書けないとのこと。

 いゃあ、実にフォークソングらしい!

 作詞の青木さんによると、メロディーに乗るように決まったルールで詩を考えられるようである。

 この曲は、地元の農家の女性たちから自分たちのテーマソングを作ってくれとの要求があり、ハタと困ったが、道端に咲いているタンポポをイメージして詩を作られたと聞いている。

 農家の女性は全国共通で、いつでも、どこでも元気で明るいらしい。

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(種をあやして)

 ある日のこと、”影法師の遠藤です。今年の稲刈りが終わったら、愛媛でライブをしたいんですが受け入れをお願いできませんか?”という電話が入った。影法師は山形の農家のフォークバンドで、去年の今頃、広島県の尾道でライブがあるというので聴きに行って以来である。なんと会ったのは、この時が初めてで、なんというオファーだと驚いた。それからどこにしようと迷ったあげく、希望の場所はあるかと改めて聞くと、我があらし山の地元である八幡浜でお願いできないかと言う。影法師は、東日本大震災で被害を受けた福島の惨状を伝えるべく活動しているので、伊方原発の地元でライブをしたいんだなと気がついた。そこで、以前、新聞で読んだ「・・・八幡浜市民の会」に受け入れを依頼し、紆余曲折の末、11月24日の木曜日に”道の駅みなっとホール”でのライブが実現した。

 ライブの2曲目で歌ったのが、この「種をあやして」である。

 野菜は、そもそも野生の植物を人間が何千年かけて利用しやすい形に徐々に変化させてつくりあげたもので、放っておくと他の植物の花粉が混ざったりして、もとの野菜の形が保てず消えて無くなってしまう。種を採るためには、もともとの形や味を引き継いだものを選んで、他の植物と混ざらないようにいろいろとお世話しなければならないまるで、お母さんが赤ちゃんのお世話をするよう心を込めてお世話をする

 これを、九州の長崎地方では「種をあやす」というと影法師から教わった。

 影法師は、元々地元にあった今は絶えてしまった稲や野菜を復活させ、自分たちで原種を守り種採りをしているので、このことを歌にした。

 なんと農家のフォークバンドである影法師らしい選曲である。

 

 

2016.11.04 Friday

”やぎたこ” アメリカの古き良き音楽を!

 自称 ”みかん山のオールド・タイマー”にとって、10月29日は忘れられない一日となった。

 なんと「やぎたこ」が西予市野村町に来るらしいという情報を得たからである。

 え、なんで野村町なんだぁ〜。

 なんの伝手もないので、とりあえず会場の野村町公会堂に電話をすると伊予市の中村さんが主催者であるということがわかった。

 早速、連絡をとると中村さんはタバコの乾燥機の仕事をされており、日頃の感謝を込めて「秋の収穫多国籍音楽祭」を開催することになったとお聞きした。

 その演奏者の中に「やぎたこ」の名前があった。

 もちろん、中村さんはフォーク・シンガーである。

 

 さて「やぎたこ」であるが、やなぎさんと辻井貴子さんのアコースティック・デュオである。

 18世紀より受け継がれている古き良きアメリカのフォークソングやトラッドソング(伝承音楽)を色々な楽器を演奏しながら歌い紹介している。折も折、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ブィランもウディ・ガスリーなどの影響を受け、これら伝承音楽を継承し独自の詩の世界を確立した吟遊詩人として評価されたものであることは言うまでもない。

 友人の城田じゅんじさんから、”清水さん、カーターファミリーをするのならいい人たちがいるよ”と紹介されていた。

 また、やなぎさんからバンジョーの師匠が、私のバンジョーの調整などでお世話になっている北村謙さんだとお聞きした。

 出逢いとは不思議なものである。

 この日の楽器は、やなぎさんがフィドルバンジョーフラットマンドリン、貴子さんがギターオートハープアコーディオンで、貴子さんのボーカルが実にいい。

 

 そうそう、この多国籍音楽祭が終わってからのこと。

 なんと”やぎたこ”のお二人が、我があらし山に見えられた

 夜遅くまで話をしていた中で、やなぎさんがジョン万次郎が歌ったという「おぉ、スザンナ」について調べているとのこと。

 言うまでもなく年輪塾では「ジョン万学」を学習しており、その資料をお見せして、ジョン万次郎が愛媛から三坂峠を越える際に歌ったという記録があるとお教えし、詳しいことはジョン万次郎研究家の青野さんにお聞きするのが一番ですよと申し上げた。

 ・・翌日、高知県のジョン万次郎記念館に行かれた際に、偶然にも青野さんに出会えたそうである。

 送られてきた資料をみると、ジョン万次郎が歌ったのは「あぉ、スザンナ」の替え歌だったらしい。

 メロディは一緒でも幾つか歌詞があるらしいが、日本で初めてアメリカン・フォークソングを歌ったのはジョン万次郎であることに変わりはない。

 年輪塾の仲間を誘って参加したが、アメリカン・ルーツミュージックの愛好家としては最良の日となった。

 この日の演奏をYouTubeにアップしたので、お聴きあれ!

 

■「Swing low, Seeet Chariott

 

 

■「St.Anne's reel

■「Old Black Cho Cho

■「Blowin' in the wind」風に吹かれて

■「I 'll Fly away

■「Angel Band

 

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