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2017.11.22 Wednesday

影法師みかん山ライブ2017

 11月15日(水)あらしやま山荘での「影法師みかん山ライブ」の模様。

 影法師が歌ったなかで「舵をなくしたこの日本(ふね)は」「田舎のヒロイン」「花は咲けども」を収録。

 

■「舵をなくしたこの日本(ふね)は」

 

■「田舎のヒロイン」

 

■「花は咲けども」

2017.11.20 Monday

「影法師みかん山ライブ」顛末記

 この11月15日に、あらしやま山荘で「影法師みかん山ライブ」を開催した。

  春先に影法師から、”今年も関西ツァーを計画中なので、あらし山に行くよ”という連絡があったが、去年のことが思い出され受け入れをどうしようかと迷った。去年のこととは、同時期に私を頼って山形から影法師がやってきたものの、開催を託した団体に問題があり運営が不透明で、皆さんからいただいた善意の援助金が影法師に届なかかったことなどである。

 これには参った。
 今年も行くよと影法師から連絡があったので、じゃあ地元で地域づくりに頑張っている日土東地区でと思い、日土東地区公民館に連絡して開催を託そうとしたが、あにはからんや思想的にも偏った活動は公民館ではできないそうで丁重に断られた。

 あ〜、東北大震災の原発被害の歌を唄っているを暗に言っているのやなぁ。

 今年のテーマは「北と南の農村交流」で、ミカンの収穫で忙しい時期でもあり、ちよっとした息抜きで農家同士互いに交流することが目的だったのに。そりぁ、東北の農民として原発の問題を歌い話しをするかもしれないけど、そのなにが悪いの?

 元来、フォークソングはそういうものだろう。

 なんでボブ・デュランがノーベル賞をもらったんだぁ。

 ノーベル賞の授賞式での彼の歌は戦争反対の歌だぞ、本人の代わりにバティ・スミスが「はげしい雨が降る」を熱唱したけど。

 フォークソングは、テレビでやっているような歌謡曲ではないんだ。

 なにが公民館活動だ?、なにが地域づくりだ?、とガッカリ!。

 

 ある日、地元のホームセンターで日土町で”コミニュティバス”を走らせるなど地域づくりに頑張っている二宮嘉彦さんにバッタリ会い、”そういうことなら自分でやったらいいんやないか”と言われた。

 この夏に「”やぎたこ”のワークショップ&観月ライブ」をして、場所はあるし機材も揃ってる。

 ”そやな、そうするかぁ”と、我が”あらしやま山荘”で断行することとにした。

 ちなみに、二宮嘉彦さんは日土小学校の1年先輩である。

 

 となると”農村に音楽を!”「あらし山年輪塾」の主催だ。

 そしてテーマは「北と南の農村交流」、夏のワークショップは年輪塾が主体だったが、今回は地元のご縁を大切にし、地域の皆さんとシング・アウトをすることにした。

 当日は、地域の友人たちや近所の皆さんが参加して、おまけに誰から聞いたともなく、去年、影法師を聴いたという”おばちゃん達”が山間の夜道を八幡浜市内から”あらしやま山荘”に駆けつけてくれた。

 実に、嬉しいねぇ。
 シングアウトは「花は咲けども」「美しい村」を全員で熱唱して終了。
 これぞ、フォーク・ソングの原点!
 改めて”歌は暮らしの中に根差すもの”、”伝えることの大切さ”を影法師に教わったような気がする。
 しかし、今思うとよくぞ断ってくれました。

 

■あらしやま山荘での「影法師みかん山ライブ2017」

影法師みかん山ライブ2017

 

■全員で「花は咲けども」「美しい村」をシングアウト!

 ※向かって左の歌い手は、”愛媛の怪人”ちろりん農園の西川さんです。

 

2017.10.01 Sunday

あらし山観月ライブ2017−やぎたこ

 あらし山から望む月は特に綺麗だね・・と常々言われていた。

 いつか月夜の晩に、ここでライブをしたいなと思っていた。

 それが、この9月9日に「やぎたこ」のお二人で実現した。

 ”城田じゅんじ”さんから、カーターファミリーを演奏しているユニークなデュオがあるよと教えていただいたのが「やぎたこ」である。やなぎさんと辻井貴子さんによるアメリカンフォーク&トラッドを演奏するデュオでお二人の名前をもじって「やぎたこ」となったらしい。それにしても面白い命名である。

「やぎたこ」のお二人とは、去年の西予市野村町でのコンサートで初めてお会いし、一年越しの約束であしら山でのライブが実現した。

 当日は楽農ワークショッブが終わり、芋煮(芋炊きではない)での夕食後、月の出を待ちながら「やぎたこ観月ライブ」が始まった。会場はあらし山の車庫&倉庫で、集落の皆さんも参加してミカンのコンテナに座って演奏を聴いた。

 ライブの模様はYouTubeから聞いていただけるが、途中から秋の虫も参加してのライブとなった。

 

170909あらし山観月ライブ

■やぎたこ(Keep On the Sunny Side)

■やぎたこ(Hobo's Lullaby)

■やぎたこ(Old Black Cho Cho)

■やぎたこ(Blowin' in the Wind

■やぎたこ(In Tall Buildings

2017.09.30 Saturday

楽農ワークショップ2017 in あらし山

 この9月9日に、あらし山で「楽農ワークショップ」を開いた。

 「楽農」は普通は”らくのう”と読むが、あらし山流では”がくのう”と言う。

 いつだったか、後半生は「音のある人生」を送ろうと思ったことがある。

 ようやく、生家である”あらしやま山荘”をリニューアルし、人生の棚卸に取り掛かり、最晩年に残すものは楽器達と少しの本と僅かなCDでいいと決めた。

 ライブもいいが、学びとのセットにこだわり”ワークショップ”となった。

 講師&演奏者は「やぎたこ」のお二人をお招きした。

 テーマ曲は”Grandfather's Clock”である。

 祖父が建てた築後86年の生家には、祖父の思い出の時計が動いている。

 チックタックと快い音がして、時を刻んできた。

 講話では「やぎたこ」のお二人が、米国のフォークソングの歴史を歌いながら、フィドルバンジョーフラットマンドリンオートハープダルシマーギターの楽器を弾きながら紹介していただいた。その中で、ジョン万次郎が帰国の際に歌った「オー・スザンナ」に触れ、これは調べると替え歌だった可能性が高いと指摘した。

 これは面白い、これからの研究課題になる。

 

「やぎたこ」の辻井貴子さんからメールが届いた。

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 やぎたこ 辻井貴子です。
 2日間、本当にお世話になりありがとうございました。

 これまであまり音楽に縁のなかった(ないと思っていた)方も、実は身近に歌や楽器があることを感じて、自身で楽しむことを始める、キッカケになれたとしたら、何よりの喜びです。

 山の中、自然の中で似合う音があることや、足を運んだから感じることのできる感動があることは、知らない人にはなかなか、分かりづらいものです。また参加しなかった人には、その価値や面白さは伝わりにくいもの。

 みかん山がさらに文化交流の場、発信地となっていくことを願っています。

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宮沢賢治は「農民芸術概論綱要」で、こう言っている。

おれたちはみな農民である

 ずいぶん忙しく仕事もつらい。

 もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい

 いまやわれらは新たに正しき道を行き、われらの美をば創らねばならぬ。

 芸術をもてあの灰色の労働を燃せ

 なべての悩みをたきぎと燃やし、なべての心を心とせよ

 風とゆききし、雲からエネルギーをとれ

 ここにはわれら不断の潔く楽しい創造がある。

 都人よ、来ってわれらに交れ、世界よ、他意なきわれらを容れよ。」

 ・・・・と。

 この模様は、地元紙に大きく取り上げられた。

 これは、人生の一つの達成なのかもしれない。

 

楽農ワークショップ2017

 

 

2016.12.21 Wednesday

「歌は文学か」素晴らしい答え

 今年のノーベル賞授賞式には文学賞を受賞したボブ・ディランは出席しなかった。

 晩さん会では、代わりにバティ・スミスが代表曲の「はげしい雨が降る」を熱唱した。

 緊張して歌が止まり、やり直す場面もあったが素晴らしい歌声だった。

 ボブ・ディランのスピーチは駐スゥェーデン米大使が代読したが、ディランらしい内容だったと思う。

 まず「出席できずに申し訳ありません」とお詫びをした後、過去の受賞者であるトーマス・マンやヘミングウェイら「文学界の巨人」を列挙し、その中に自分の名が連ねられることに「言葉を失う」と喜びを表した。

 続いて劇作家であるシェークスピアも考えていたのは舞台のことで「文学」という意識はなかったはずだと指摘し、同じように「私のしてきたほとんどすべてが歌である」と言い、「自分の歌は文学なのだろうか」と自問したことはないとしながらも、その問いに答えを導き出してくれたスウェーデン・アカデミーの選考に謝意を表した。

 いかにもディランらしい憎い演出である。

 そういえば、ディランの歌がメジャーになったのは彼の歌声よりもカバーした歌手によるものが多い。

 有名な「風に吹かれて」もPP&Mで有名になったし・・・。

 今回もディランのダミ声よりも、パティ・スミスのほうがいいに決まっている。

 でも、ディランは結構シャイなのかもしれないな。

 

2016.12.09 Friday

♪花は咲けども♪〜不思議なめぐり合わせ〜

 11月24日木曜日、八幡浜市での影法師ライブの当日の朝のこと。

 愛媛新聞を読んでいるとコラムの「地軸」欄に、ふと目が止まった。

 「桜のトンネル」と「福島県富岡町」という冒頭の言葉に、”アレッ、どこかで聞いたことのある言葉だなぁ”と思い、

 読んでいくと、これは影法師が歌っている「花は咲けども」の現場ではないか!

 なんという、めぐり合わせ!

 影法師は、この「桜のトンネル」を目にし福島原発事故の現実に直面した。

 そして、今になっても帰りたくても帰れない人たちがいること知り、「花は咲けども」が誕生した。

 影法師は同じ東北人ではあるが、この曲を福島では歌えなかった。

 帰りたくても帰れない人たちの気持ちを思うと、歌うことを躊躇したという。

 故郷に帰りたくても帰れない現実があることを影法師は稲刈りが終わり、農作業がひと段落すると全国に伝え歩いている。

 八幡浜での影法師ライブの模様は、翌々日の愛媛新聞の七面に掲載された。

 ”記録されるものだけが記憶される”というのは民俗学者である宮本常一氏の言葉であるが、愛媛新聞のお陰で影法師の「志」が広く知らされ記録として残ったのはうれしい。

 さて、残るは影法師が残した「花は咲けども」をどう歌い繋ぐかだなぁ。

 歌うことは、伝えることである!

 To be, or not to be, that is the question. 

 

■愛媛新聞「地軸」平成28年11月24日付

愛媛新聞「地軸」

 

■愛媛新聞 平成28年11月26日付

愛媛新聞「影法師ライプ」

 

 

 

 

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(美しい村) 

 影法師の八幡浜ライブのラストソングは「美しい村」

 この曲は10数年前にテイチクから発売されたそうで、その後別の方がカバーしてカラオケDAMに入っているらしい。

 地域づくりのテーマソングのような曲である。

 最後にボーカルの横澤さんがギター一本で歌い、みんなで手拍子して合唱した。

 影法師らしい温かなライブで、参加者からは大好評。

 ちなみに彼らは楽器や機材を軽のワゴンに積み込んで、山形から自前でやってきた。

 その志は高く、彼らに完全に脱帽!

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(戦争を知らない子供たちへ)

 今回の影法師のライブで披露した新曲のタイトルは「戦争を知らない子供たちへ」である。

 あれっ、聞いたことのあるような題名だなぁ。

 ジローズの「戦争を知らない子供たち」が初めて歌われたのは、大阪万博だったと聞いたけど、

 歌っている影法師も聞いている人たちも、ほぼ戦争を知らない子供たちである。

 安倍政権下での最近の安保や自衛隊に係る出来事は、いまや見過ごせない状態だというメッセージでもある。

 平和ボケや危機意識のない我々は、きちんとも物事を捉え判断しないといけないよと影法師は教えてくれる。

 先日、大洲市田処で大杉年輪塾の西田さんとお会いしたが、86歳になられた今でも戦争の記憶は生々しいと言われていた。

 帰りがけに”戦争だけはどんなことがあってもダメだよ”と言われたことが、今も記憶に残る。

 戦争を知らない子供たちも歳をとったねぇ。

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(花は咲けども)

 影法師ライブのメインは、なんと言っても「花は咲けども」である。

 彼らの住む山形は、東日本大震災では比較的被害を受けなかったが、東北人として見過ごすことができず、被災地を巡り実情を調べてみると驚いたそうである。一般に知られていることとは実態が違う。特に福島の原発事故の後、なにひとつ解決していないことに憤りさえ感じたという。そして、復興支援ソング「花は咲く」のアンサーソングとして「花は咲けども」を作り歌い、その輪はYouTubeを通じて世界に広がっている。

 今回は高速道路を伊予インターで下りて、双海町から瀬戸内海沿いを西にくだった。

 要するに愛媛に入り、中央構造線上を車で走って伊方原発を目にしたのである。

 彼らの”あれっ、伊方発電所とは書いてあるけど原子力とは書いてないね”、という一言が記憶に残っている。

 全国の原発を回った目では珍しく映ったらしい。

 今回の八幡浜は、去年の尾道と比べて力が入ってたねぇ。

 40名あまりの参加者の反応も良かったように思えた。

 彼らの想いが伝わるといいけど・・・。

 

2016.12.03 Saturday

影法師ライブ in 八幡浜(舵を失くしたこの日本(ふね)は)

 影法師の八幡浜ライブの続いての曲は、「舵を失くしたこの日本(ふね)は」である。

 この曲は以前作っていたものを、今、再び歌っているそうで、

 ”今も昔も何も変わっていないんだよね”とは、バンジョーの遠藤さんの言葉である。

 社会派のフォークグループらしい本当に良い歌だと思う。

 この曲は、高石ともやとナータシャセブンの「どこにいればいいんだろう」を彷彿とさせ、その原曲であるカーターファミリーの「Where Shall I Be」を聴いていたので、どこか懐かしい感じがした。

 これから我が国は舵を失くした船のようにどこにいくんだろう!

 そして、我々はどこにいればいいんだろう!

 

 ps.ビデオが二つに分かれているのは、カメラのバッテリーが切れて取り替えて撮影したからで、続けてご覧あれ。

 

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