風の便り from あらし山

雲の変化を愛でて、自然の移ろいを語り、人生の機微を楽しむ。ある時はミカン山から、ある時は雑踏の中から、雲の変化の如く・・・。
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「引き算型の人生」・・を

 2012年3月14日のこと。
 仕事場から掛かり付けの眼科医院に診察に行き、そのまま県立中央病院に入院。
 翌日、緊急手術となった。
 病名は「左目裂孔原性網膜剥離
 医師の診断は”手術後3週間の入院、その後1週間の安静を要す”というものであった。
 入院した時は左目は8割の視野を失い、まったくの”まな板の鯉”で、なすすべもなく手術は1時間半に及んだ。
 罹病確率は1万人に一人だそうな。
 まさに晴天の霹靂のような出来事だった。
 いやあ、まったく参った。
 参ったと言えば、10日の間、うつ伏せの姿勢以外で過ごすことは許されず、うつ伏せを維持し就寝すたこと。まさに拷問のような日々であった。
 入院中の姿勢は平身低頭。

 思えば、この一年かかりで人生の棚卸をした感じである。
 2011年年明けに退職を決意、3月東日本大震災、4月再起動、11月に尊徳公開セミナー、12月リスクマネージャーランセンスに挑戦、そして翌年3月とどめのような入院・手術と続いた。
 大病は、価値観を変え生き方を変えというが・・・・。
 次回、入院・手術の際はあの世に行くときやなと実感した次第である。

 さぁ、それまでに片づけをしなくては・・・。
 頼まれ事は何事もお断をして
 欲張らず、本当にやりたい事だけに特化して最小限で。
 お付き合いは、気のおけない僅かな友人ので。
 落葉果樹が葉を落とし冬支度をするように
 身につけたものを一枚、一枚、最後の幹だけになるように
 綺麗さっぱり整理して、何も残さず。
 ”引き算型の人生”を歩もう

 さて、最後に残るものは「音楽」と「あらし山」かなぁ。

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 短い生涯
 とてもとても短い生涯

 お百姓はどれほど田植えをするのだろう
 コックはパイをどれ位焼くのだろう
 教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう

 子供たちは地球の住民になるために
 文芸や算数や魚の生態なんかを
 しこたまつめこもれる

 世界に別れを告げる日に
 ひとは一生をふりかえって
 自分が本当に生きた日が
 あまりにすくなかったことに驚くだろう

 <本当に生きた日>は人によって
 たしかに違う

   (茨木のり子 「言の葉」より抜粋)
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練習風景
【近江師匠のフィドルとOld Time musicを愛用のバンジョーで】

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