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2016.12.21 Wednesday

「歌は文学か」素晴らしい答え

 今年のノーベル賞授賞式には文学賞を受賞したボブ・ディランは出席しなかった。

 晩さん会では、代わりにバティ・スミスが代表曲の「はげしい雨が降る」を熱唱した。

 緊張して歌が止まり、やり直す場面もあったが素晴らしい歌声だった。

 ボブ・ディランのスピーチは駐スゥェーデン米大使が代読したが、ディランらしい内容だったと思う。

 まず「出席できずに申し訳ありません」とお詫びをした後、過去の受賞者であるトーマス・マンやヘミングウェイら「文学界の巨人」を列挙し、その中に自分の名が連ねられることに「言葉を失う」と喜びを表した。

 続いて劇作家であるシェークスピアも考えていたのは舞台のことで「文学」という意識はなかったはずだと指摘し、同じように「私のしてきたほとんどすべてが歌である」と言い、「自分の歌は文学なのだろうか」と自問したことはないとしながらも、その問いに答えを導き出してくれたスウェーデン・アカデミーの選考に謝意を表した。

 いかにもディランらしい憎い演出である。

 そういえば、ディランの歌がメジャーになったのは彼の歌声よりもカバーした歌手によるものが多い。

 有名な「風に吹かれて」もPP&Mで有名になったし・・・。

 今回もディランのダミ声よりも、パティ・スミスのほうがいいに決まっている。

 でも、ディランは結構シャイなのかもしれないな。

 

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