風の便り from あらし山

雲の変化を愛でて、自然の移ろいを語り、人生の機微を楽しむ。ある時はミカン山から、ある時は雑踏の中から、雲の変化の如く・・・。
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楽農ワークショップ2017 in あらし山

 この9月9日に、あらし山で「楽農ワークショップ」を開いた。

 「楽農」は普通は”らくのう”と読むが、あらし山流では”がくのう”と言う。

 いつだったか、後半生は「音のある人生」を送ろうと思ったことがある。

 ようやく、生家である”あらしやま山荘”をリニューアルし、人生の棚卸に取り掛かり、最晩年に残すものは楽器達と少しの本と僅かなCDでいいと決めた。

 ライブもいいが、学びとのセットにこだわり”ワークショップ”となった。

 講師&演奏者は「やぎたこ」のお二人をお招きした。

 テーマ曲は”Grandfather's Clock”である。

 祖父が建てた築後86年の生家には、祖父の思い出の時計が動いている。

 チックタックと快い音がして、時を刻んできた。

 講話では「やぎたこ」のお二人が、米国のフォークソングの歴史を歌いながら、フィドルバンジョーフラットマンドリンオートハープダルシマーギターの楽器を弾きながら紹介していただいた。その中で、ジョン万次郎が帰国の際に歌った「オー・スザンナ」に触れ、これは調べると替え歌だった可能性が高いと指摘した。

 これは面白い、これからの研究課題になる。

 

「やぎたこ」の辻井貴子さんからメールが届いた。

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 やぎたこ 辻井貴子です。
 2日間、本当にお世話になりありがとうございました。

 これまであまり音楽に縁のなかった(ないと思っていた)方も、実は身近に歌や楽器があることを感じて、自身で楽しむことを始める、キッカケになれたとしたら、何よりの喜びです。

 山の中、自然の中で似合う音があることや、足を運んだから感じることのできる感動があることは、知らない人にはなかなか、分かりづらいものです。また参加しなかった人には、その価値や面白さは伝わりにくいもの。

 みかん山がさらに文化交流の場、発信地となっていくことを願っています。

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宮沢賢治は「農民芸術概論綱要」で、こう言っている。

おれたちはみな農民である

 ずいぶん忙しく仕事もつらい。

 もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい

 いまやわれらは新たに正しき道を行き、われらの美をば創らねばならぬ。

 芸術をもてあの灰色の労働を燃せ

 なべての悩みをたきぎと燃やし、なべての心を心とせよ

 風とゆききし、雲からエネルギーをとれ

 ここにはわれら不断の潔く楽しい創造がある。

 都人よ、来ってわれらに交れ、世界よ、他意なきわれらを容れよ。」

 ・・・・と。

 この模様は、地元紙に大きく取り上げられた。

 これは、人生の一つの達成なのかもしれない。

 

楽農ワークショップ2017

 

 

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