風の便り from あらし山

雲の変化を愛でて、自然の移ろいを語り、人生の機微を楽しむ。ある時はミカン山から、ある時は雑踏の中から、雲の変化の如く・・・。
<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
CATEGORIES
RECENT COMMENT
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
ハナミズキ(花水木)

 あらし山の”ハナミズキ”が白い花を咲かせている。

 山荘への私道の入口に何本か植えたのだが、耕土が浅いためか枯れたりしたので都度植え直したり、夏は潅水をしたりしてきた。そのせいか厳しい冬の寒波にも耐え、少しずつ大きくなり花を咲かせてくれている。

 ハナミズキの原産地は北アメリカ東部で、米国東海岸からミシシッピー川あたりまで自生しているという。

 そういえば、かつて読んだ”ジョン万次郎”の生涯を描いた小説「椿と花水木」(津本 陽)には、”花水木(ドック・ウッド)の薄紅や白の花が、けざやかに浮き立ちフェアヘブンの町なみの眺めをにぎわす六月がきた。”、という文章がある。万次郎が乗っていた漁船が難破し、漂流していたところを助けてくれた捕鯨船のホィットフィールド船長に伴われ過ごしたフェアヘブンの町はマサチューセッツ州にある。

 ハナミズキは米国では「ドッグ・ウッド」といい、この小説の「ドッグ・ウッド」の章には万次郎とキャサリンの淡い恋が描かれている。この恋が実際にあったかどうかは不明だが、多感な青年期の万次郎が米国で恋をしたと考えても不思議ではない。むしろ、このノン・フィクションかもしれない恋が、小説の中の万次郎を明るいものにしている。

 ”椿”は万次郎の生まれ育った足摺岬を、”花水木”は教育を受けた米国の街なみを表していると思うが、案外、万次郎とキャサリンの淡い恋心かもしれない。

 

 花水木には、一青窈”さんが作詞した「ハナミズキ」という名曲がある。

♬ 空を押し上げて

  手を伸ばす君 五月のこと
  どうか来てほしい
  水際まで来てほしい
  つぼみをあげよう
  庭のハナミズキ

  薄紅色の可愛い君のね
  果てない夢がちゃんと
  終わりますように
  君と好きな人が
  百年続きますように

 

 歌ってみたいと思うが、なにせリズムが難しい。

 でも花水木の花が綺麗に咲いてくれたので、ちよっと頑張ってみるかな。

 

【あらし山のハナミズキ】

 

180410ハナミズキ

コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wind.arashi-yama.net/trackback/1187161
 

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.