風の便り from あらし山

雲の変化を愛でて、自然の移ろいを語り、人生の機微を楽しむ。ある時はミカン山から、ある時は雑踏の中から、雲の変化の如く・・・。
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梅雨は夏の入り口
 気象衛星「ひまわり」の雲画像をテレビや新聞でみると、細長い雲の列が東西に延び、インドシナ半島・中国南部・日本列島南岸から北太平洋にかけて延々と1万キロメートルにもわたって広がっている様子が見られる。

梅雨最盛期の雲画像
         【写真】はるかインド・ベンガル湾から連なる梅雨前線の雲列(6月28日)

 この前線による長雨を、中国では「梅雨季節」と書いてMai-yu(メイユ)と発音する。韓国語の読み方では매우(メウ)だが、普通は長雨を意味する「장마(チャンマ)」の季節という呼び方をするらしい。この梅雨の範囲がたまたま漢字圏内にすっぽり収まっているのがなんとも面白い。
 さらに気象衛星の雲画像を見ると、梅雨前線の雲の東の端は、はるかインドのベンガル湾まで延びている。インドのモンスーンと梅雨は関係があり、梅雨をもたらす水分は、はるかベンガル湾から供給されている。インドモンスーンは、インド半島の北部に広がるチベット・ヒマラヤ山塊の積雪量と関係が深い。ヒマラヤ山系に積雪が少ないと早くモンスーンが吹き出し、積雪が多いとモンスーンの吹き出しが遅れ弱くなり、干ばつになりやすい。梅雨はわれわれの生活と密接なつながりをもち、多くても少なくても洪水や干ばつなどの災害をもたらす。水不足は梅雨期間の降水量が200ミリ前後だと問題になっていることが多く、梅雨明けが早いと干ばつの確率が高くなる
 英語では、梅雨のことを日本語の発音そのままにBaiu(バイウ)という。梅雨前線はBaiu frontである。決して"rainy season"と言ってはいけない。英語に自信があると陥りやすいような落とし穴である。理由は、話の相手が"rainy season"を「雨季」と聞き取りやすいからである。1年を通して降水に恵まれている日本には乾季はなく、その裏返しになる「雨季」もない。英語で日本の気候を説明するときに、この点を気をつけないと知らず知らずに間違ったことを伝えていることになりかねない。
 長い長い梅雨は、夏の入り口である。
コメント
from: christmas cards   2008/12/02 11:14 AM
谿コ縺励※縺紜縺ァ√◆縺。
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